技術ガイド · 設計・計算
ppmは体積比、mg/Nm³は単位体積あたりの質量なので、2つの単位はガスの分子量と気体1 molの体積を使って相互に換算します。排ガス濃度は一般に、0°C・1気圧の標準状態(Nm³)を基準とします。
mg/Nm³ = ppm × M ÷ Vm
ppm = mg/Nm³ × Vm ÷ M
基準温度が違えば結果も変わります。同じ100 ppmのNO₂でも、0°C基準では205.3 mg/Nm³、25°C基準では188.0 mg/m³になります。比較する資料がどの基準によるものかを、先に確認してください。
排ガス中の窒素酸化物は大部分がNOの形で排出されますが、排出濃度はNO₂換算で表すことが多くあります。その場合はNO₂の分子量(46.006)を使います。NOの分子量で換算すると、同じppmでもmg/Nm³が約35%低くなるため、基準に記載された換算方法を確認します。
24.45は、25°C・1気圧で気体1 molが占める体積としてよく使われる近似値で、正確には24.465 Lです。排ガス濃度のように0°Cの標準状態(Nm³)を基準とする場合は22.414を使います。
いいえ。この計算は単位だけを換算します。水分補正と酸素換算は酸素換算(O₂補正)計算で別に行います。
どちらも標準状態の体積を表しますが、標準状態の温度を0°Cとするか、20°Cなどとするかは資料によって異なります。結果を比較するときは、資料に記載された基準温度を確認してください。
文:マイクロワン技術研究所 · 最終更新:2026年11月1日 · 技術ガイド一覧へ →
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