技術ガイド · 運転・点検
触媒フィルターバッグは、バグフィルター内でダストを捕集しながら触媒でNOxを窒素と水に還元するフィルターバッグであるため、通常のバグフィルターの管理項目に温度と還元剤の管理が加わります。次の項目を確認しながらチェックしてください。
CataFill™は、触媒を担持したPTFE不織布にePTFEメンブレンをラミネートした触媒フィルターバッグで、既設のバグフィルター内でばいじんとNOxを同時に低減します。韓国環境新技術(NET)第631号の認証範囲は、ばいじん除去率99%以上、NOx低減率約50%、差圧100 mmH₂O以下です。運転温度180°C以上では、現場条件によりNOxを80%以上低減することも可能です。2024年には、台湾の崁頂(Kanding)焼却炉に3,300本を納入しました。
担持する触媒によって、対象とするガスを選べます。商業供給しているのはNOx(DeNOx)とHCN(DeHCN)の2種類で、2026年には韓国の大手製油・化学工場にCataFill™-DHXを840本納入し、排出されていたHCNを90%以上低減しました。COなどほかのガスについては、対象物質と運転条件を検討したうえで個別に設計できます。
いいえ。既設バグフィルターのフィルターバッグを触媒フィルターバッグに交換し、還元剤の供給設備を設ければ、同じバグフィルターでNOxも低減できます。運転温度とケーシングの条件は検討が必要です。
CataFill™は排ガス120~200°Cで適用できますが、NOx低減効率は温度によって変わります。NOx低減には180°C以上を推奨しています。
脱硝反応に使われずに、排ガスとともに排出されるアンモニアです。還元剤を入れすぎたり、混合が不均一だったりすると増えるため、出口濃度もあわせて管理します。
文:マイクロワン技術研究所 · 最終更新:2026年10月29日 · 技術ガイド一覧へ →
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